医療分野の国家資格
･医師
診察や治療、手術、指導、検査、研究等を行う、医療分野の中心となる資格です。病院やクリニックでは司令塔として活躍することになります。
･歯科医師
歯や口腔を専門として、診察や治療、検査を行う医師です。
･看護師
昔は男性を看護士、女性を看護婦と呼んでいましたが、2002年3月からは区別を無くし、男性女性に関わらず「看護師」と呼ぶようになりました。保健師助産師看護師法によって定められた国家資格です。
･助産師
女性の妊娠から出産だけでなく、産後のケアも行います。免許を取得するためにはまずは看護師になり、その後１年間助産師養成所で教育を受けて、助産師の試験に合格する必要があります。
･保健師
市区町村の職員として就業するケースが多く、各地域にお住まいの方々の健康促進や病気予防、保健活動などに従事しています。
･薬剤師
医師の処方箋に基づいて薬を調剤し、患者さんに提供する仕事です。医師が処方した薬剤の内容に謝りが無いか、チェックする機能も有しています。
･理学療法士
脳卒中などで身体に障害が残ってしまった患者さんに対し、リハビリテーションを指導する専門職です。体操、マッサージ、光線、温熱、電気療法など、様々な方法でリハビリを施していきます。
･臨床検査技師
血液や尿などの検体検査や、心電図、エコーなどの医師の診断において必要な検査を行うスペシャリストです。
･診療放射線技師
ＭＲＩ、ＣＴ、Ｘ線など医療機器を取扱う専門職です。放射線はガン治療でも用いられますが、使い方を間違えれば人体に悪影響を及ぼす恐れがあります。このため、診療放射線技師による徹底した管理が必要になります。
医療分野の国家資格は、この他にも臨床工学技士、視能訓練士、歯科衛生士、歯科技工士、義肢装具士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、言語聴覚士などがあります。
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