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着実に増えている前立腺ガンの患者数

前立腺は男性特有の臓器で、膀胱の出口付近にあります。前立腺液を分泌している、男性には無くてなならない臓器です。

2006年は、前立腺ガンで亡くなった方が9,527人に達しました。
この人数の伸び率は著しく、2020年には、肺ガンに次いで2番目の多いガンの要因になりそうなんです。(2006年時点では、肺ガン、胃ガン、肝ガン、大腸ガン、膵ガン、食道ガンに続いて、7番目に多いガン疾患となっています。)

今後、前立腺ガンになる方を出来るだけ少なくするために、看護師としても一定の知識を得ておきたいものですね。

前立腺ガン患者が増えている原因

食生活の欧米化

実は、欧米、特にアメリカの男性は、前立腺ガンにかかる人達が圧倒的に多いのが現状です。
脂肪の摂取量と前立腺ガンには大きな関係があります。
近年、食生活の欧米化により、脂肪の摂取量が増えてきました。
このため、日本人の前立腺ガン患者が増えていることが考えられます。

日本人の高齢化

前立腺ガンは、50代、60代、70代と、年齢が高くなればなるほど発症率が高くなります。
高齢者が増えてきたこともあり、それに伴って、前立腺ガン患者も増えています。

PSA検査の普及

PSAは前立腺ガンを早期に発見するための検査です。
患者がガンが大きくなると、尿道が圧迫されるので、医師の診断を受けます。
この時に、PSA検査などが行われ、前立腺ガンが発見されるケースがあります。
また、健康診断や人間ドックなどでも普及されており、早期発見されるケースが増えてきています。

人は年と取ってくると、残尿感が出たり、頻尿、夜間頻尿、尿の勢いが弱いなどの症状が出ます。また、急に尿意が襲ってきて我慢できなくなるケースや、お腹に力を入れないと尿が出ないというケースもあります。
これらは、前立腺肥大症だと患者さん自身で勝手に判断していたところ、実は前立腺ガンだったという場合もあります。
もし、患者が上記のような訴えにある場合には、前立腺ガンを疑いいち早く検査を受けるべきでしょう。

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